結論から言うと、出来ました
変更前
変更後
変更前
変更後
やり方
大雑把に流れを書くと以下の通りです。
- Emでザロクバグを利用した任意コード実行を行い、不正な性格値のポケモンを生成する
- それをダイヤモンドに持ってきてマーキングACEという任意コード実行する
細かい仕様についてはデテロニー氏のブログを見たほうがいいです。以下で事細かに解説されています。
骨が折れるのは野生ラルトスの捕獲とバグポケモン0x085Fの生成の部分(低確率ガチ運ゲー)
マーキングACEの電卓打ち込み作業後のリタイアでもフリーズすることが度々あるため根気が要ります
電卓による任意コード実行(データ書き換え)作業の度に以下が必要なため、以下をメモしておくと良いでしょう
・電卓リミッター解除
0x22802258A970007 = 124286369 × 1250149543
・ボックス整理画面表示
0x200A10200AB = 2201724518571 × 1
ザロクバグ~マーキングACEまでの一連の流れを実施している動画は以下
これを見ながらやってもたぶん途中で詰まったり疑問が湧くと思うので、注意点を載せておきます。
- パッチールの生成の際に一度ボックスを閉じてから再度開く作業が必要な点、ボックス名の説明で「ぺ」はひらがなを使う点、「り」はカタカナを使っている点には注意
- 殿堂入りに関してはシリーズ3つ目(サムネにマナフィが映ってるやつ)に従うこと
- マーキングACEでリタイア後に再度Aを押す必要があるのは、なぜかリタイア直後は電卓が操作不能になっており(たぶんまだメニューが開いた扱いなため)、それをAボタンで解除出来るため
- 手持ちは5引き目にパッチールがいる以外は何でもおk、ただしマナフィ卵を生成したいなら6匹目は空けること
- 桁数が多い数値を打つとき動画では144.117.などと小数点(.)を間に打つかのような表記になっているが、実際には小数点は要らない(というか入れちゃ駄目)
- フリーズしたら電源を落としてから復帰作業に入る必要があるが、その際に途中でセーブしてしまうと、次以降の復帰は9000歩以上の移動など最初からやり直さないといけない→148歩目でセーブしたところからはノーセーブで任意コード実行の一通りの作業を終える必要がある
如何せんメモリの中身を直接見ながら作業するわけではないので、処理の流れを理解して進めるわけではなく、本当に今やってる作業が正しいのか疑心暗鬼になるはずです。
ザロクバグ以降のセットアップがうまくいっていることを確認するため、一度は動画の通り少なくともマナフィ卵生成まではやっておいたほうがいい気がします。セットアップがどこか失敗していると、マナフィ卵生成は出来ません
特にボックスに配置する特定のポケモンの位置を間違えているとか、ザロクバグで生成したポケモンの性格値が違っているケースが失敗例としては多いのかなと思います
強制色違い化では親IDが書き換わります。色違い元の個体の親IDを、光らせるための親IDで上書きしたということです
上記に加え、以下も可能
出身バージョン変更
0x2F00206DAB20007 = 211671410948571143
0x2750206DAB30007 = 177049988813225991
上記は以下の計算式に出来ます
211,671,410,948,571,143 x 1
177,049,988,813,225,991 x 1
そのうえで下記の通りにマーキングしてください
ファイアレッド ■
プラチナ ■,♥
上記はデオキシスをFRLG産に、ダークライをPt産にするのに必要
これやらなくてもHOMEを通るそうだが、やったほうがデータ的には正しい
HOMEのチェックもうちょいしっかりしろよ・・・
うまくいけば、デオキシスの様子を見たとき、カントー地方で出会ったと記載されています
シェイミに関しては上記の応用で運命的な出会いフラグを立ててやればHOMEまで行ける。勿論色変更コードを適用しても問題なく通る
まとめ
任意コード実行方法はEmでは0x085Fの様子を見る、ダイヤモンドではポケモンにマーキングすること
4世代任意コード実行のためにEmが必要な点、ミスるとデータ破損の恐れがある点から中々手が出しづらいかと思います。しかしこれを利用すれば乱調なしでも色々やりたい放題出来るので、捨てROMを持っているならやってみるのもありだと思います