頭の中は亜空間

やり込み要素を突き詰めるブログ

ファイナルソード部屋着縛りを終えて

 つい数日前、巷で話題になっていたファイナルソード(以下ファイソ)なるインディーズゲームを購入してやってみました(正確にはDefinitive Editionの方)

 

 感想としてはまあ事前に動画で見てある程度知っていた通りで、全体を通して結構辛いものがありました。細かいクソポイントはググればいっぱい出てくるのでここではいちいち取り上げません。このゲームは基本的に難易度が高く、縛りなどなくともそこそこのやり込みを要求するものだと思って間違いありません。というのも、敵が容赦なくこちらを殺しに来るからです。最初のスライムモドキですらノーダメで撃破は初見ではまず無理だし、序盤のダンジョンの森ですら何度ガメオベラしたかわかりません。恐らくある程度のテクニックを身に着けた前提の難易度設定に最初からなっており(そのくせかなり説明不足)、慣れていないプレイヤーは死にまくって慣れろというメッセージと受け取れます。とはいえ理不尽要素が多くストレスが溜まるので他の死にゲーとは区別したほうが良い気がしますね……

 

 序盤はファイナル判定(どう見ても当たっている攻撃がなぜか外れるガバガバ当たり判定)と使いづらいスキルに悩まされ、後半は凍結などの理不尽要素と硬い敵に泣かされるゲーム、それが本作です。特に前者のせいでライトゲーマーはトロルかその次のスパイダークイーンまでで投げ出すと思います。私は最初からエンディングを見るつもりでいたのでどんなに苛ついても続け、なんとかラスボスを倒せましたがそれまでに相当死にまくりました

 

 よってファイソをやるならブチ切れ覚悟でやって、とここでは言っておきます。2000円近い値段をわざわざ払って本作をやる人は動画の影響か本当にたまたま話題に釣られて不幸にも買ってしまった人くらいだと思うので、こんなことを書いても意味がない気がするのは置いといて……

 

 

 先述の通り私は部屋着縛りでクリアしています。つまり部屋着のまま(武器は自重なし)クリアしたということです。おかげで敵からの被ダメがえらいことになっており終盤では雑魚の2発で死ねる難易度でした。でも、被弾するとまずいから敵の攻撃の大半を回避してヒットアンドアウェイを極めたプレイが出来たと思います(出来ない間は死にまくっている)。これまた先述の通り私は動画である程度前知識があったため完全初見ではなく、ボスの挙動や弱点を知った上で挑んだため推奨Lvよりちょい下でクリアしていくことが出来ました。一番きつかったのはやはりワイバーンで、薙ぎ払いブレス1発で主人公が死ぬので予備動作とパターン変化を見極めてほぼ被弾することなくクリアしました。一通り倒した上で個人的なクソボスランキングを作るとしたらワイバーン→ラスボス→ゴブリンズ→ヘルウォーム→サイクロプス→ブラックガーゴイル→etcといった感じです。アンデッズはある方法で理論上ノーダメクリアできる戦法を編み出したので楽勝でした。これで本作を「部屋着でドラゴンを狩れるゲーム」と紹介出来ますね(紹介するとは言ってない)!

 

 では最後にアンデッズ楽勝戦法について。彼らは大別すると2種類おり、武器を持っている個体と手ぶらの個体がいます。うち後者の手ぶら勢は動きが特に遅く、主人公を追う過程で前者から少しずつ引き離されて孤立しがちになります。こちらが一直線に逃げながら孤立した雑魚を狩ることを繰り返せば、時間はかかりますが極めて安全にHPを減らせるわけです。しかも倒した個体と復活する個体が対応しており、敵全体が同じ個体で統一されることがありません。更に丁寧なことに手ぶら勢は攻撃のリーチが短く遅いので撃ち漏らしても反撃を食らうことはまずないときています。魔法縛りをしてたとしてもこれで安心ですね(私は面倒になってファイアウォールを連打しました)

 

 p.s.実はリッチだけやり忘れていたことに本記事を書いている際に気づいたのですが、もう改めて本作を開きたくないのでこいつだけはやりません