再びUnityをはじめました。
最近のUnityは2D用のビューが最初から用意されている当たり、2Dゲーム制作者にとって非常にありがたい存在となっているように思います。
例えば最初にプロジェクトを作る時から下記のように2Dを選べます。
それだけでなく物理演算のBox2Dライブラリや画面UIを作るためのコンポーネントが最初から用意されているので、3Dでも2Dでもゲームを作るのに必要な素材は揃っていると思います。後は個人でアセットを準備するだけですぐ作業にかかれます。
DirectXやDXライブラリを頑張ろうとして挫折していた頃では考えられないくらい簡単に1つのゲームが出来上がるので、すぐに達成感を味わうには丁度よいかもしれないです。
しかもこのUnity、実際のゲーム開発でも利用されているので、上達すればそのスキルで転職なんてことも可能に!まあ、実務レベルともなれば使いこなせて当然かもしれませんが...
話がそれましたが、やってみて特に感じたことは
- コーディングスキルは大して重要でもない、寧ろどうやったら面白くなるか、画面遷移などをストレスフリーにするにはどうしたら良いかを考える力の方が役に立ちそう
- ストーリーとサウンドとグラフィックをどうするかが課題になる人多そう
- 開発の敷居が下がるのでゲーム開発しだす人が増えそう
です。最初についてはむしろそうなって欲しいし、コーディングなんてしなくて良いならしないに越したことはないんですよね。
面倒な当たり判定やら描画やら、Windows APIでSTGを作っていた頃では絶対に考えられないくらい楽になったので、つまらないことでダレることもありません。
サンプルプログラムを作ってから気づくことは、
- サウンドやグラフィックについてのテクニックは別途自分で調べる必要がある
- アセットに関してすべて自前というのは負担が大きすぎるので、これも自分の制作物にあったものを自分で探す必要がある
ということです。そこが一番の課題だったりもするんだけどな~
これは私個人の勝手な想像ですが、個人でゲームを作ろうとして一番失敗しがちというか挫折しやすいポイントは、満足に素材が揃わないところです。プロに頼むほどお金もなくて、かと言ってフリー素材だけでなんとかするのはなんとなく避けたいというか...でも今なら無料アセットのレベルも高いのでそういうことは気にせずに使えるものは何でも使っちゃおうというスタンスで。
最近だとflappy codeのようなコーディングが要らない制作ツールなんかも出てきているし、今後は誰でも思いついたものを形に出来る時代が来るんじゃないかなと期待しながら、モノを作りながら気長に待つことにします。